「うらほろスタイル」なまちづくり
先日のテレビ番組で取り上げられていた浦幌町の取り組みです。 取り組みの主役は小中学生。 徹底して地域について学び、
マチに対する「誇りと愛着」を育てていきます。 中学生は地域学習の総まとめとして「活性化案」を発表、 その中から大人たちが可能性のある提案を選び、
実現に向けて練り上げます。
開始から10年経ち、「将来浦幌町に住みたい」と考える
子どもの割合は増えているそうです。
一方で、現実的な課題として浮かび上がってきたのが
「働く場が足りない」こと。
そこで生まれたのが、町の花「ハマナス」を使う新事業で、 今年は第1弾として化粧品を作りました。 販売とブランド化を担う地域商社も設立。 都会で働く企業人との協働で、
マチに「働く場」を作る新たな取り組みも始まっています。
参加しているのは「副業OK」の企業に勤める人たち。 つまり実際の事業に結び付く可能性があるというわけです。 林業でビジネスチャンスを探るグループからは
「タイニーハウスを作り、食など北国のライフスタイルと
合わせて商品化できないか」というアイデアも。 地元住民とのミーティングも重ねて、
来年2月には新規事業案を発表する予定だそうです。